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2020-09-26

長田農園とは

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朝から晩まで 仕事に追われている両親 

汚くてかっこ悪い 農業が嫌でしょうがなかった

中学生から高校生の時、父親の職業は?

って聞かれても言わなかったかも(笑))

18歳のあの日、父親の病死

突然バトンタッチされました

(家に帰ったら横になって倒れてました(・・😉

第一発見者でマジでビビった)

何がなんだか分からず飛び込んだ農業

初めからそんなにうまくはいかないよ。だって自分自身が本気じゃないんだから… 

何をやっても中途半端、ちょっとやる気をだしても相手にされず、気がつけば毎日遊んでいたあの頃。 

(ごめんなさいその言葉しかありません(・・;)

そして23歳の春

トマトをつくるよりカッコよく見え

なんとなく「花き園芸の道」へ入りました

誰かの後ろについていたらいいやと思っていたけれどここも現実はそんなに甘くはない

でも、一度だけ、一つだけまじめにやってみようと思ったのも事実

トマトより花作った方がかっこいいかな?なんて不純な動機で(笑)

でも、生まれて初めて真面目にやってみようと思ったのは事実 自分でもビックリするくらい(笑)

でも、そんな気持ちはお客さんや業者さん達には伝わらない、

信用も何もない自分に待っていたものは「お前なんかすぐやめる、早く親と同じ仕事をしなさい」 

そんな言葉ばかりだった

1粒1円の種すら信用も無く まともに買えなかった。 

悔しくて悔しくてたまらなかった。それでも、自分なりに真面目にやろうと決めていた

23歳から26歳位まではマジでヤバかった 人として扱って貰えなかったような気が…(・・😉人にも植物にも(・・;)

毎日わからないことだらけ、虫に、病気にやられた。でもね、毎日楽しくて面白くてハウスの中を飛び回っていたような気がする。

(そうなんですよ(笑)常に新しい事だらけで 毎日、発見 発見の連続と全くの素人が少しづつ成長する感じもわかって^_^ 失敗の方がムチャクチ多いけど(笑)とにかく楽しかった)

気づけばトマトそっちのけでやった花卉園芸 本当に誓ったのは1回だけ真面目にやろうと そして真面目にやればやるほどいろんな人が協力してくれることに気づいた。 

これまたそうなんですよ(笑)

30歳位の時かな、とにかく、真面目に花作りはもちろん出荷の仕方 見せ方 使い方などなど提案した

それと自分より知識のある人の話を聴きまくって 金魚のフンのようにひっついて

今となっては勝手に師匠と呼んでいる人も出来て(笑)

そうしてるうちに 市場関係者さんや販売店さんなど色々な企画など誘ってくれて 周りの人に支えてもらいました

でも、今度はやればやるほどいろんなものが見えてきて 自問自答を繰り返し、不安になる自分…本当にこの道でいいのか?このままでいいのか?本当にこれがやりたいのか?

そうなんですよ、花も初めて8年 少しずつ仲間も増え仕事での信用も付いてきたんだけど

ふと、将来の事を考えたら

急に不安になって 今は良いけど将来は大丈夫か? 俺はこの先どうなりたいんだ?

このままでいいのか?と考える日々

そして、気がついた「あっ俺、本当はおいしいトマトが作りたいって」

でも、思えば思うほど 今度は怖くなって 迷っていく。じゃ、今までの俺は何なんだ、ここで終わっていいのか、わけもわからなくなり、毎日が怖かった。 

(美味しいトマトが作りたいと決めたんですが

次は 今の自分を捨てられない、

逆にせっかくここまでやって来たのにって思ってみたり

で、で、

それだけで終わればいいけど、

その迷いが商品に出てくるね(涙)

ホント、面白いくらいに、今まで作れていたものが作れなくなったり(・・;)

せっかく貯めた信用もお客さんも離れていく

最近 長田農園大丈夫か? 花園芸やめるのか?なんて噂まで(涙))

そして訪れたあの日 平成21年10月9日 台風18号この台風でハウスは全壊。 

なんか、

正直これで開放されたと思ってしまった。それでも本当は何も決めれない自分がいた。 本当に自分で自分が嫌になった そして人も物もすべて離れてしまった。

32歳の10月9日 やってきた事は全て失ったけど正直 次(トマト栽培)に行けるとも思った

けど情けない私(涙)

そこから動き出せないの色々と怖くて

潰れたハウスも解体出来ず2年位考えてしまったトマトやるって言ったり 花に戻るって言ったり 農業も辞めるって事も考えた

収入も無くなり、お金も人も見事に離れていった(涙))

で、これでは行けないとようやく重い腰を上げた平成23年 34歳の時

トマトをつくり始めました

ここからが一番面白い

どうせやるなら 普通のトマト屋では嫌 今までの経験を活かしたトマト屋になろうと思った

で、地域の人に必要とされる農家に

ならばハウスで直売所を持って直接お客さんに届けようって思った

でも、これまた動き出せなかった

トマトもまともに作れないのに 直売所なんてとんでも無いと言う気持ち…

で、たまたま、居酒屋で隣になったおじさんと仲良くなり 仕事の話になり喋っていると

その おじさんが  なら、お前の所に地元のケーブルテレビの新聞記者行かせるから 後は適当にやっておけよって言って言われた(・・;)

後は適当にって??

で、僕は思った

その新聞に直売所をオープンと言えば…

もう 逃げられないと思って 新聞記者の方に直売所をオープンするって言った

そして、新聞が発行されるまでの2週間で

簡易的な直売所をつくりスタートいたしました

(2.5畳プレハブ小屋にカラーボックスを5つとレジだけの直売所)

(平成23年 4月9日の地域新聞)

こんな感じで居酒屋の横にいたおじさんのおかげでスタートいたしました

(もちろん今でも進行はあり、トマトが出来れば持っていくし、その人の家の方角に足を向けて寝た事もございません(笑))

花栽培をしていた事もあって

食べるだけじゃなく 目で見て楽しめる

みんなが笑顔になるようなトマトにしようと思って出来たのが

ジュエリートマト

そして せっかくトマトを食べるならみんなに元気を出してもらいたいと思ってつくったのが

元気玉フルーツトマト

そのほか せっかくトマトをつくるなら

一年中同じトマトじゃなくても良くない?

その時期に美味しいトマトを作ろうって

そうしたらお客さんも楽しくて私もハッピー

と思って作った

初恋ファーストトマトや

トマトって丸じゃなくても良くない?

いちご型のトマトを作ろうって思った

トマトベリーやさくらんぼトマト

などなど…

で、今に至ります

最後に

何で、あの頃、毎日ハウスの中を毎日笑顔で飛び回っていたのか? それは、きっと失敗も恐れず日々チャレンジしていたから だと思います

そして次に

今度は、トマト好きな人がワクワクドキドキするようなこと、美味しさプラスαを提供できるようなチャレンジをしたいって思っからだと思います

色々あったけど

そう、遠周りのような最高の近道でした。

もちろんこれから先、いい事だけじゃなく

色々な事が起きる事も理解しております

そして乗り越えていきます。

全ての出来事に感謝してこれからも

トマト(季節の訪れ 旬な体験)を通じて皆様に笑顔とハッピーお届けする事をお約束いたします

今後の目標

季節の訪れ旬な体験を提供できる農園になります

トマトいちご狩りぶどう長田農園の野菜や果物を使った農家レストラン

そしてみんなに笑顔とハッピーをお届けして

日本人の平均寿命を2歳くらい伸ばそっかな(笑)(笑顔のパワーでね)

そんな感じでこれからも精進努力いたします^_^

みなさんこれからもよろしくお願いします^_^

長田農園長田昌利

 
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コメント2件

  • ふるさと納税コンサルタント くみくみ より:

    最後まで興味深く読ませて頂き、影のストーリーを聞いてますますファンになりました。
    微力ながら、どこかのタイミングで記事にさせて下さいませ。
    宜しくお願いします^o^

    • 長田農園 より:

      くみくみさん、いつもありがとうございます

      すみません、今気づきました(^◇^;)

      また、コメントよろしくお願いします^_^

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